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暗幕と、緑文字。

不定期連載「今日の買い物(第63回)」(80bg)

不定期連載「今日の買い物」コーナー。

予定通り。
・ロマンシング・サガ -Minstrel Song-(アルティメット ヒッツ) ¥2,640

そしてこちら、今月末からAT-Xでもアニメ版の放送が始まるということで、予習代わりに買ってきました。
・ひぐらしのなく頃に 鬼隠し~暇潰し編(出題編) ¥1,575

締めて¥4,215也。

「ひぐらしのなく頃に」は知らない人はまったく知らないが、知っている人には超有名な同人ゲーム。
ま、ゲームと言っても実際は選択肢も何も無い、只のサウンドノベルなんですが。
物語がオカルト(電波)ミステリ風味で、事件の背景や犯人等を推理しながら読み進めるという意味で"ゲーム"ということらしいです。

今回私が購入したものが、全8部作の内最初の4部が収録された「出題編」で、残りの4部が「解答編」ということになるようです。
実際には1部毎に、それ以前を毎回マージしていく形で売られていたようですが(?たぶん?)、もう物語りも後1部を残すのみとなり、今現在はこの「出題編」(1~4部)が1つの商品、「解答編」(5~7部)が1つの商品という形で売られているようです。
流行に鈍感な後追い君は、こういう時に出費が抑えられて良いですね。
ちなみに「解答編」を買ってこなかったのは、もうすぐ4部入った解答編が出るから待とうって事ではなくて、売り切れていただけです。

実は連休中にWebからダウンロードできる体験版(最初の1部である「鬼隠し編」がまるまる読める)を落として読んでいたので、感想を。

まず、結構怖かったです。
絵はそうとうアレですが、やっぱり陰鬱な音楽が流れて、それなりのテキストがあれば臆病者をビビらせるには充分てことですね。
何を隠そう私はチキンオブチキンオブザチキンなので、怖い話は大の苦手なんですが、物語の題材が怖がらせる話な以上、実はこの手の物語を一番楽しめるのは私のようなビビリーなんじゃないかと。

さて、この物語については既にネット上で様々な議論が去れ尽くして、もう最後の答えを待つだけなのかと思いますが(純粋な気持ちで物語を楽しむべく、一切調べてはいません)折角なので事件に対する?私見を、感情移入の少ない"読者"の視点で。

まず、この事件は果して「オヤシロさま」なる祟神の力によって引き起こされたのか、それとも人間の陰謀なのか?と言うのが大きな分れ目なわけですが・・・。
そもそものこの"ゲーム"のスタイルが、読者が物語を推理して楽しむと言うスタンスな以上、犯行は人間の業であるべきだと思います。
「オヤシロさま」なる超常の存在が犯行に関与していることを"立証"するということは、すなわち"人間の犯行としては不可能"であるという事実を積み重ねる方法によるしかなく、それは推理ではなく、推理の放棄になるような気がします。なんと言っても超常の存在ならなんでも出来るわけで、なんでも出来る存在による犯罪を推理するなんて、なんの意味もありませんね。"ゲーム"であるならルール違反のように感じます。
まぁ、「オヤシロさま」なる言葉が、特定の人間又は特定の結社みたいなものを指すなら別ですけど。
私の貧困な想像力での犯人像は二つ。
・「オヤシロさま」という存在の住人への刷り込みを巧みに利用した犯人
・「オヤシロさま」という共通幻想に依拠した集団ヒステリー

さて、そんなところで一番怪しそうなのは・・・大石刑事かな?
事件を求めるあまり(意識的かどうかはともかく)事件のキートリガー的役割を果たしているように見えます。
主人公があんなことになったのも、結局この人のせいですからね。
少なくともレナ達は富竹さんの事件には関与していなさそうですし、実質大石刑事にそそのかされた主人公の暴走にも見えます。
ただ、読み進めててわからなかったのが、レナと魅音の台詞は全て実際に彼女たちが口に出した言葉なのか?と言うこと。
その通りなら、彼女たちも"マトモ"じゃないわけなんですが、なんとなく恐怖に駆られた主人公の心理描写の一部の様にも見えてしまって。
物語自体が、途中から全て主人公の妄想モードに入っている「未来世紀ブラジル」状態ってことは無いんですよね?(「ブラザーズ・グリム」のDVD買ってないな、そういえば)

さて、これから徐々に読み進めようとは思うんですが、どうにも気になることも。

「鬼隠し編」であのラストなのに、続きも主人公の変更が無しってことは、物語の構成はどんな風になってるんですかね。
とりあえずは、別の日常(「鬼隠し編」で書かなかった日常)があったって事みたいですけど、転校して間もない主人公にしてはちょっと不自然な感じもしますね。(「鬼隠し編」のキャラとは絡まないのかな?)
主人公の事を考えれば「鬼隠し編」の位置付けって言うのは全体のプロローグであり、そして年代的には一番最後の事件って位置付けになるのかな?
どのみち、最後は絶対主人公変えないと、「鬼隠し編」の事件の決着がつけられないよね?
ま、このあたりの疑問は、読んでいけばすぐにわかることなんでしょうけど。

この先の注目点。
この手の物語にとって一番重要になるのは、読み手側と書き手側の情報格差の把握と管理だと思います。
当然ですが、書き手側は全ての情報を手にしているわけです。それ故に読み手側に出した情報の管理を正確に行い、平均的な読み手側が辿り着いている地点を予想しておかないと、一つの情報に対する見解の相違(見方のズレ)がとんでもない事になってしまうおそれがあります。
序盤はそう言った点が多くても良い(寧ろこの物語の場合望ましい)でしょうが、終盤になってもそれが多いと正解率(って言葉が適切かどうかわかりませんが)の低さにつながり、正解率の低さは物語に納得する人の少なさにつながるとおもいます。
そう言ったことから、終盤になれば少なくとも1/3程度は、自然に答えにたどり着くのが望ましいんじゃないかな~とか思ってます。
そこら辺の情報のコントロールに注目して読んで行こうかな、と。

ま、長々と書きましたが、興味がある人は体験版を落としてやってみるのも良いかな?・・・かな?


●07th Storming Party(「ひぐらしのなく頃に」の制作元)
http://07th-expansion.net/

●ロマンシング・サガ -Minstrel Song-(アルティメット ヒッツ)(スクウェア・エニックス)
http://www.square-enix.co.jp/games/ps2/romasaga/
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  1. 2006/05/11(木) 23:56:11|
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如月

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